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老後の一日千金に当たるべし [時事雑感]

「老後は若き時より月日早きこと十倍なれば、一日を十日とし、十日を百日とし、一月を一年とし、喜楽してあだに暮らすべからず。常に時日を惜しむべし。心静かに従容として余日を愉しみ、怒りなく、慾すくなくして躰を養うべし。老後の一日千金に当たるべし。人の子たる者、是を心にかけて思わざるべけんや。」(貝原益軒養生訓)

今年も早くも半分が過ぎた。老いるほどに歳月は駆け足で過ぎ去って行く。老後の一日千金に当たるべしと言われれると思わず焦ってしまう。

先週金曜日創傷クリニックのN先生が曰く。「自宅で1日1回の洗浄と手当を1日2回にできますか?期間が短くなると思います。」

クリニックの処置台で臥せっていると、時々創口を耳かきの親玉のような金属製の器具で削られる。デブリードメントというのだそうだ。余分な上皮が形成されるのを防ぐためだ。
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昨年3月から治療を始めた。なかなか治らないとの私のぼやきからか。あるいはN先生自身にしても、最新の細胞療法を適用しているにも関わらず予想外に長引いているからなのか。回数を増やして治療が促進されるなら面倒と言っておられない。今週からさっそく朝と夜、実行している。私に残された時間も長くない。早く治したい。



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仮想敵国はどこに? [時事雑感]

  安倍首相は違憲な防衛関連法案を強引に決めようと国会の会期を大幅に延長した。彼の言う「戦後レジームからの脱却」は私も賛成である。しかし現行憲法がアメリカから押し付けられたものにせよ憲法は憲法である。時代に合わなくなったら先ず憲法改正に取り組むべきだ。その時々の内閣が恣意的な憲法解釈をすれば日本の民主主義は危殆に瀕する。

この問題に関する国会論戦を視ていると首相以外の閣僚、特に防衛相、内閣法制局長官の答弁は苦しい。黒子役の官僚の助けを借りて野党の質問攻勢を凌いでいる。

首相は国民の生存が脅かされる集団的自衛権行使の事例として、しばしばペルシャ湾ホルムズ海峡に機雷が敷設された場合を上げる。だが同海峡に機雷を敷設する仮想敵国はどの国なのか説明がない。

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地図で見るとホルムズ海峡はオマーンの領海であり、向かい側(北側)にオマーンの宿敵とも言えるイランがある。オマーン侯国(人口260万人)の現国王の祖父である先々代王が退位後に日本人女性を妻にしたから、その娘つまり現国王の伯母は日系ハーフであり、この国は極めて親日的である。東日本大震災でも義捐金の他に東相馬市の企業を助けるため26億円の海水淡水化装置を発注してくれた。

歴史的に仇敵とみなすペルシャ帝国(現イラン)とは仲が悪く、アメリカ側に付いている。周知のようにイランは親米だった国王をイラン革命で追放し、現在は核兵器開発を巡って係争中であるが、日本とイランとは友好な関係を保っていて、争いの種はない。むしろアメリカが日本にイランの石油を買うなと圧力をかけてきている。

こう見てくると、イランを含めペルシャ湾沿いの諸国は石油輸出に依存しているから、ホルムズ海峡に機雷を敷設することはオウンゴールになる。先ず考え難いことだ。

この際、安倍さんは米国とイランとの間の関係修復を取り持つことが、持論の積極的平和主義行動ではないか。念願の憲法改正はもっと時間をかけるべきだ。

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進化するIT技術の二面性 [時事雑感]

年金機構のコンピューターがメールに仕掛けられたウイルスに感染し、大量の個人情報が流出した事件は、進化を続けるIT技術に光と影の二面性があることを思い知らせた。

もうその本は処分したのか私の書架にはないが、いまから15年前20世紀から21世紀の変わり目にアメリカのJohn Brockmanが「2000年間で最大の発明は何か」を各界の識者にアンケートし、回答を本にした日本語翻訳版を読んだ。「最大」と日本語でいえばただ一つのイメージだが、英語の原題は「The Greatest inventions of The Past 2000 Years」だから複数回答になる。活版印刷、医学へ抗生物質、航空機、原子力、コンピューターなど沢山の回答があった。

私はその時、素人目であるが2進数を応用したコンピューターではないかと思った。文字と文学、数字と数学は2,000年以上前からある。10進数だけでなく、16進数も古代から使われていたから2進数もインドあたりにあったのかも知れない。コンピューターで扱う情報は電気がオンかオフか、正か負か、磁力があるかないかを数字で表現しようとすれば、0か1かの二者択一しかない。
1=01、2=10、3=101 4=110 5=111 6=1110 7=1111 8=11110、9=11111、10=111110のように6桁の2進数で0から10まで表す。これは原理であって実際に使われる場合は数字、文字、色彩等を表す約束事としての2進数コードが加えられるから、膨大な0と1の羅列となる。今日デジタルと名の付く物は全てこれである。

話を戻す。年金事務を効率化するためにコンピューター化することは至極まっとうなことである。厚労省では年金データベースを作る際に読み難い手書き文字を適当に読んで入力したため消えた年金事件が発生し今なお尾を引いているがそれは別の問題である。(蛇足だが最近の若い親の間で子供に難読な名前を付けることが流行っているが、コンピュータ入力時の誤りを誘発しないか気になる)

今回のウイルスを仕込んだメールをうっかり開いてしまい個人情報が盗まれた事件でまた厚労省が非難されているが、報道されているメールの内容では、実在の部局名でいかにも業務と関係ありそうな件名だからつい反射的に開いてしまったとしか思えない。

この場合糾弾すべきは情報を盗んだ輩と手口である。手口を明らかにすれば模倣犯が出るので明かせないらしい。盗んだ個人情報は闇業者間で高価に売買されているらしいし、また流失したというニュースだけで早速詐欺師が動き年寄りをカモに電話してくるケースが相次いでいるが、最近の年寄は少しは賢くなって今のところ実害がないらしいが、中には引っかかる人も出てくるだろう。

TV番組でもよく詳しいことはホームページでと盛んに言う。今や誰もがネットにアクセスできていることを当然とみなしている。HPにアクセスして万一悪意のあるページに誘導され被った被害の法的責任はどうなるのであろうか?

家電メーカーも家庭用白物家電をデジタル化しスマホを介してのネット接続を売り物にしている。このデジタル社会を享受しているのは無辜の企業や個人のみならず詐欺師もいるしハッカーもいる。

20世紀最大の発明の一つであった航空機にしても、今やIT技術なしでは飛ばないし運航管理もできない。先日日本の大手建機メーカーが全世界で稼働中の自社製機械の稼働状況を内蔵してあるセンサーからの発信を24時間モニターしているとの番組があった。その時ふと思った。稼働率が判るのなら当該企業の経営状況も推定できる。いわば企業秘密も探れるのだなと。

福岡の友人は年金機構に電話で問い合わせたら漏洩はなかったと言っていた。125万人の被害者には年金機構から直接本人宛に郵便で知らせて来るそうだから静観している。被害に遭った加入者への通知は優先される筈だ。幸い今のところ通知がない。

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