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最近のニュースから [時事雑感]

 朝鮮半島で生まれ育った私は南北朝鮮半島に人一倍関心がある。
北朝鮮の長距離弾道ミサイル発射は国連決議違反とばかりに米韓両国は定期演習と称しながらアメリカは東西冷戦時代に作った核爆弾搭載可能なB52戦略爆撃機や攻撃型空母まで繰り出し、かつてない規模の合同演習を続行中で、その名も特殊部隊による金正恩の殺害を暗示した斬首作戦と名付け最大限に北朝鮮を挑発恫喝している。アメリカとしては世界最大の軍事力を誇示して力で抑え込もうとの作戦のようだ。双方が危険な火遊びの挑発をエスカレートさせている。

そんな中で先週オバマ大統領がアメリカ大統領としては88年ぶりにキューバを公式訪問し、独裁者カストロ国家評議会議長と会見し関係修復を図ったとのニュース。

キューバの人権抑圧問題や政治犯釈放を持ち出したオバマ大統領に対し、カストロ議長は国交再開には応じるが、それぞれの国には発展段階での歴史的事情がある。余計な口出し無用と言ったとか。グアンタナモのアメリカ基地は不法占拠だから立ち退けといったとか。それでもキューバ国民は制裁解除に大喜びで大統領夫妻を熱烈歓迎した。

北朝鮮の歴代首領がアメリカに望んでいるホンネは正にこういうことなのだと思う。北朝鮮とアメリカを中心とする国連軍は、朝鮮戦争の休戦状態にあり、板門店では国連軍と北朝鮮軍が1953年以来65年間平和条約を結ぶことなく休戦状態で対峙している。

アメリカとしては休戦状態を固定させることが望ましいのだろう。キューバと違い外交関係を持つても何のメリットもない。へたに平和条約を結ぶと北から難民が韓国や韓国経由で日本やアメリカに流入するやもしれぬ。中国との緩衝地帯としてもこのままがいい。北朝鮮は韓国と同時に国連に加盟させてニューヨークのど真ん中に代表部があるから別に外交関係はなくとも不便はないのだろう。

アメリカに従属する日本は独自に国交が開けないのだから、外交交渉によって拉致被害者を取り戻すことが殆ど不可能ではないか。日本独自の制裁措置を執るにしても、もう効果的なカードが手元にない。先週、参議院予算委員会の中継で民主党のアントニオ猪木氏が意味不明の質問していた。前回は会期中に無断で北朝鮮に行き物議を醸した。

私が12年前に北朝鮮に行ったとき、ガイドに先日アントニオ猪木さんが来ていましたよ、と聞いたから、猪木先生平壌には何度も往来してコネがあるのなら、拉致問題にひと肌脱げばよいのにと思ったことである。
拉致被害者の家族は徒らな歳月の経過に歯ぎしりしておられることだろう。

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続相撲弄談 大横綱の意地と涙 [時事雑感]

 先場所日本人の大関琴奨菊が優勝した時、マスコミは久方ぶりの日本人力士の優勝に沸いた。次は綱取りと琴奨菊に期待が集中した。横綱の地位はもう何年も外国人、それもモンゴル出身力士で占められているからだ。日本人、日本人と騒ぐマスコミにモンゴル出身で40歳まで現役を勤め、親方株を得るため日本に帰化した元旭天鵬が、なんだか人種差別のようで違和感があるとぼやいた。

琴奨菊は綱取り期待の重圧に押し潰された。その身代わりに千秋楽まで2敗を守った大関稀勢の里に優勝期待の重圧をかけた。優勝して当たり前の横綱白鵬は初日に小結宝富士にまさかの不覚をとったことで、マスコミの関心は日本人力士の優勝に凝り固まったかのようだ。

それが白鵬の意地をかき立てたらしい。千秋楽の横綱日馬富士との一番は立ち上がりざま変化して、突進した日馬富士は目標を見失い、勢い余ってそのまま土俵を飛び出した。およそ大横綱らしからぬ1秒あるかないかの瞬間勝負に座が一瞬に白らけた。ブーイングが起こる。

大阪の観客はあほらしいとばかりに立ち上がり、ブーイングの代わりに表彰式をボイコットし、一斉に出口に急ぐ。髷を整え表彰式に出てきた横綱白鵬は、先刻まで満員御礼の客席が刈り残した田圃のようにまばらに白けたのを見上げ涙を流した。優勝回数で36回の大記録の表彰で賜杯を受け取りながら、恒例の優勝インタビューでも涙を拭っていた。

白鵬は夜のサンデイ・スポーツニュースに生出演し、お客さんに申し訳ない相撲になってしまったと謝った。横綱には大関と違って負けたら引退しかない。もう36歳、いつかその日が来る。前人未到の優勝36回、それが達成できたことの感慨がら思わず涙になったと述懐した。

格闘力は体重に比例するという西洋的平等思想によって、日本古来の格闘技であった柔道がボクシングのように細かく体重別のクラス分けされた。確かにボクシングでは電信柱のような腕と鳥の足のように細腕では打撃力の差は大きい。

柔道でも相撲でも日本の発祥の格闘技は技と精神集中力とにより、相撲で言えば体重200kgを超す巨漢を120kgの小兵が投げ飛ばすことは珍しいことではない。古い話だが司馬遼太郎の「坂の上の雲」で日本のロシア駐在武官だったか広瀬武夫がパーティで日本人を猿のように見下して挑発した巨漢を柔道で投げ飛ばす逸話がある。日露戦争の前の話だ。

柔道は国際的スポーツとなってレスリングと同じように体重別となった。最近は空手も韓国発祥の跆拳道と共に体重別になったそうだ。

こうなると体重別を採用しないのは日本の相撲ぐらいではあるまいか。その最高位である横綱はモンゴル勢に占められて久しい。力士もロシア、ブラジル、エジプトなど国際化してきた。どんなスポーツでも選手は勝つことが目標だから、勝てば思わずガッツポーズの一つも出るだろう。相撲ではそれも不謹慎として非難される。

インタビューではプロ野球やサッカーの外国人選手には通訳が付くが、相撲力士は日本語しか許されない。スピード出世すると大変である。金星を挙げた直後のインタビューで、まだゼイゼイ息を切らせているところに、アナウンサーは容赦なく日本語の質問をぶっつける。「ハーハー、ハイ、ガンバリマス、ハーハー」
しかし、2,3年もすればもう流暢な日本語の話し手になるから驚きである。

日本の国技としての伝統を守ると言うことは、ある意味では残酷で非人間的なことだなと同情することも屡々である。

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今年も欠席 [時事雑感]

 往復はがきで案内状が来たのは2月末で、出欠回答締め切りは3月25日となっていた。その時は“仁六たより”の編集に没頭して居た頃だから、まだ遠い先のことに思えて出席する積りでいた。元いた会社のOB会恒例の花見会を4月2日開催との誘いである。

もう2年出ていない。一昨年は退院したばかりだったし、昨年は後遺症の褥瘡の経過がはかばかしくなくて欠席した。今年の年賀状に昨年の欠席を心配してくれた書き込みが幾つかあった。

別に寝込んでいるわけではないから。昨年5月には京都にいる弟を見舞ったり、10月には福岡の姉妹を見舞ったりした。杖をついて歩き回った。アメリカにいる二女が帰国して付き添ってくれた。既報の通り細胞療法により、創が劇的に小さくなったからである。しかし昨年秋から創の状態が固定した。右の踵を小さな彫刻刀で彫りこんだような12mm角の創だ。

形成外科には毎週金曜日の朝に行く。貴方は歩くから踵の創に体重がかかってなかなか治らないのです。なるべく歩かない方がいいですよ。とうとう担当医が言い出した。一昨年の春からだからもう丸2年経ち3年目に入った。現在は一旦中止した科研の細胞製剤フィブラストスプレーの噴霧を再開、ヨードを成分とするカデックス軟膏をクッション性のある創傷被覆材に塗り患部にあてがいテープで覆う。それを1日2回朝夕創を洗浄後、愚直に守っている。

今後は現実に完治するまでは一切の希望的観測を排し、イベントには参加しないと決め、早々に欠席と書き送った。

テレビで今年も桜の開花便りを報じ始めた。OB会の名も「さくら会」という。
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訃報 [時事雑感]

前回書いた元朝鮮京畿道の旧制仁川中学校の同級会会報「仁六たより」4号が予定より大幅に遅れて会員に配布された。何人かの級友から礼状や電話があった。

山梨県の田舎に住むT氏からも電話があった。彼の下の名前は四郎だから男4人兄弟である。兄貴とは偶然3歳ずつ違うと言う。姉妹が1人ずつ。全員健在だと言う。
「えーっ、それなら一郎さんは幾つになるんだ?」と私。97歳だと言う。時々兄弟姉妹が誕生日などのイベントに集まる。四郎氏曰く「惚けている奴はいないよ」恐れ入った。

彼が聞く。「身内の法事などの付き合いはどうしているのか知りたいという。田舎だから義理を欠くわけにはいかないのだ」と言う。

「うちは兄弟姉妹8人だが、もうボケてしまったのも居るが、まだ全員生きている。その連れ合いで早くに亡くなったのもいるが、その折は私も若かったから葬儀、法事にも出席したよ。もうこの齢になったら凶事の付き合いは止めた方がよい。我や先、人や先、死は人を選ばず遅かれ早かれ公平に巡ってくる。そんなことを何処かで読んだ記憶があるよ」そう私は言って電話を切った。

それから館内のジムに降りて30分余り筋トレをした。形成外科の担当医に踵の創が治り難いから出来るだけ歩かないようにと言われているのだ。上半身の筋トレとエアロバイクを踏み、帰りに掲示板を見た。訃報が貼ってある。Kさん、年齢は私より上で、90歳は出ていたと思うが、頗る元気な方で、毎年滅多に見られない「月下美人」を咲かせて入居者の目を楽しませてくれていた。つい1週間前にもシャトルバスで一緒になり話をしたばかりだというのに。

{我やさき人やさき、けふともしらず、あすともしらず、おくれさきだつ人はもとのしづく、すゑの露よりもしげしといへり。されば朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり}
(蓮如上人 御文)


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無理せず自然体で [時事雑感]

 2月中は殆どブログの更新が出来ぬままに早や3月を迎えた。時の流れの速さに驚いている。実は2月は殆どクラス会の会報「仁六たより」の編集に潰した。1月末原稿締切、発行は2月の半ばを予定していたが、2月1ぱい、かかってしまった。

初めて投稿する時は顔の近影を載せることにしている。名前だけでは70年前の紅顔の少年しか思い浮かばないから、今ではどんな爺様になったか、気になるではないか。その写真が来てない人に電話で頼んだりして資料が揃うのが遅れた。

また趣味の俳句の投稿は縦書きに編集して欲しいとの希望があり、横書きを標準とするアメリカ生まれのマイクロソフトのWordでの縦書きは、私にとっては甚だ勝手が違い、すこぶる時間がかかった。

喜寿とか米寿と言う人生の節目は、昔は数え年でやったものだが、現在は満年齢となった。それは昔でいう早生まれ七つ行きも、この春までに全員が米寿となる。

言い出しっぺで、発行人である福岡のM氏は認知症の奥様を施設に預け、自分も遂に要介護に認定されたそうだ。半年刊で4号は昨年秋に出す筈だったのが、氏の体調で勝れず延びた。要介護になったのを知らず、4号で終いとは語呂が悪い。どうせならGo Goで5号まで行こうとけしかけた私だが、やって見て流石に自身も気力の衰えを感じ始め、彼をけしかけたことを悔いる気持ちになった。発行人は巻頭言でここまで来たら、東京オリンピックを見ることを目標にしましょうと書いている。

米寿で同級会会誌作り、これはもうびっくりポン、ギネスブックものでやでと自画自賛しながら、M氏に電話した。やっと送ったよ。もうお互い無理せず自然体でいこうと。

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