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老衰脳 [時事雑感]

脳衰弱
このところblogの更新が滞っている。書きたいことはいくらでもあるのに文が纏まらないのである。脳力の衰えであろうか。

「先生、最近物忘れがひどくて、軽度認知症の始まりじゃないかと思うのですが」
我が老人ホーム内のクリニックの月一度の定例診察時に訴えた。
「今朝ご飯食べましたか?」ドクターは内科医である。
「食べましたよ。もちろん」と私。
「ご飯を食べたことを忘れてないのなら認知症ではありません」といなされる。

「だけど先生、そんなことも忘れるようなら、もう立派な真性の認知症ではありませんか」
そうなったら手遅れである。

厚労省の報告によると認知症予備軍とされる軽度認知障害MCI(Mild Cognitive Impairment)は物忘れから始まる。放置すると認知機能低下が続き5年間で50%の人が認知症へとステージが進む。日本のMCIの人口は65歳以上の4人に1人だそうだ。

同じページの下にPOP up 広告が現れた。近頃はインターネットに接続すると矢鱈に広告が多い。
曰く「10分で判るMCIテスト」クリックしてみると、「料金3500円のところ今だけ3000円に!」年寄りを草刈り場とする新商売だった。

色々探っていると、MCIの症状として、近時記憶障害。人の名前が覚えられない。電話番号のような8桁以上の数字が覚えられない。今までなんなく出来ていたことが億劫になった。料理が下手になった。物の置き場、片付けた場所を忘れて物捜しに費やす時間が多くなる。等々。
「そうだ、これだ、これだ」と自分で当てはめて納得している。

さて、こんなMCIを抱えながら、米寿老人の不定期更新のblog、何時まで続けられるか、一つの実験でもある。読んで下さって感謝です。

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ゴールデンウィーク雑感(2)憲法記念日 [時事雑感]

自衛隊を日陰者から日向へ出してやろう。

毎年5月3日の憲法記念日にはこの第9条を巡って護憲派、改憲派がせめぎ合う。

「日本国憲法第2章
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
(2)前項の目的を達するため。陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。」

これを字義通りに解釈するなら、今の陸海空自衛隊の保有そのものが憲法違反ではないか。自衛隊は数こそ中国、韓国、北朝鮮に比べるとはるかに少ないが、数の劣勢を兵器の性能と要員の錬度はでカバーしている。

かつて社民党は自衛隊に反対だったが、村山さんが総理に祭り上げられてしぶしぶ自衛隊を認めざるを得なかった。自衛隊の最高司令官は総理大臣なのだから。共産党今でも自衛隊に反対である。

私は主権国家である以上、自国を他国の侵略から守る自衛権は当然あるのだから、自衛隊を憲法違反の日陰の存在とせず、せめて上記9条の2項を但し、防衛のための必要な軍備はこれを保有する、堂々と日向に出してやるべきだと思う。

災害大国の日本は地震、風水害など大きな災害が起こると自衛隊の出動を要請する。自衛隊を災害救助隊専門に使うのなら、警察庁か消防庁に大型ヘリや重機、炊き出し、給水隊を配備すれば済むことである。護憲派はそれで満足するのだろうか。

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(陸自 10型戦車)

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(海自護衛艦日向級)

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(空自 F16戦闘機)

画像はいずれも各自衛隊のホームページよりコピー


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ゴールデンウィーク雑感(1) [時事雑感]

聞け 万国の労働者 メーデー考

「聞け万国の労働者 轟きわたる メーデーの示威者に起こる足どりと 未来を告ぐる鬨の声」
May dayは古くヨーロッパで夏の到来を祝う祭日だった。それが労働者の団結を誇示する日となったのは130年前の1886年、アメリカ、カナダの労働者が1日8時間労働制を訴えて大規模のストライキを打ったことを嚆矢とするそうだ。当時は10時間~12時間が普通で労働者の生活は惨めなものだった。といって北米の労組が赤旗を振ってこの歌を歌ったわけではない。

労働組合が赤旗を組合旗にしたのは、その1年後1887年のロシア革命による社会主義、共産主義国の国旗に由来する。社会主義、共産主義では労働運動を労働者と資本家の階級闘争と位置付けた。日本では戦前は労働運動は国家の存立を危うくする不穏思想として厳しく弾圧された。社会主義者は獄に繋がれ拷問を受けた。
上記の歌は1922年池貝鉄工所の従業員が作詞したと伝えられる。

戦後は占領軍により与えられた憲法の下で政治犯の釈放、言論と結社の自由により労働組合の結成が奨励された。食うや食わずの生活だったから組合運動も過激化し赤旗が翻った。朝鮮戦争が始まるや、占領軍は再び共産党を非合法化し追放した。血のメーデーと呼ばれた事件もあった。

話を今に飛ばす。連合のメーデーは4月29日に開催され、組合旗は革命の赤から平和の青に変えた組合が多いという。また労働組合そのものに対する関心も薄れ、厚労省の統計では全勤労者の労働組合組織率は年々低下し、今や20%程度である。その殆どが大企業の正規従業員として安定した中産階級である。
片や不正規雇用者、所謂派遣労働者で組合に加入できない勤労者が圧倒的に多いのである。
blog2016労組組織率低下.jpg

かつてメーデーで「聞け 万国の労働者」と赤旗振って唄われた革命歌は、実は戦中派の私達が38式歩兵銃を担いで行軍するときに歌った軍歌「歩兵の本領」と同じメロデーである。
その2節目に曰く。
「尺余の銃(つつ)は武器ならず、寸余の剣(つるぎ)何かせむ。知らずやここに2千年 鍛え鍛えし大和魂」 この形而上の精神主義が敗戦に繋がった。38式歩兵銃とは明治38年に制定された。弾倉に5発の弾丸が入り、1発ずつ槓桿を手で動かして弾を装填する。相手のアメリカ歩兵銃は30発充填のカセット式の弾倉で簡単に交換でき自動連射が出来るカービン銃だった。

メーデーでもう一つ連想するのは昔の船の無線電信での救難信号はSOSのモールス信号だった。Save Our Soulの一つの略号との説がある。キーを通信士が今でいうタッチ・と長押しで-で文字を表した。通信技術が進み無線電話で音声が送れるようになってからは、船も航空機も救難信号がメーデー、メーデーとなった。語源はフランス語だそうだがここでは省略する。

蛇足ながらこのメロデイは旧制一高の寮歌のメロデイだし、あろうことか、たたたまYou Tubeで見た北朝鮮のメーデーでも全く同じメロデーで歌っていた。

さてこの項の私の結論は、今や非正規労働者の発する救難信号「メーデー」を受け止めて、その為に「立て全国の組織労働者!」と言いたいのである。


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