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センチネリアン [時事雑感]

100歳以上の人をセンチネリアンと呼ぶそうな。11月も後半になると、喪中を知らせる葉書が来る。今年最初の知人からの1枚に

「本年1月母が100歳にて、本年2月父が103歳で永眠いたしました」とある。
どのような晩年だったのかと気になったが、知人と言っても最近は年一度の年賀状交換以外に交流のない疎遠になった付き合いだから、知りようもない。

先月薨去された秩父宮は100歳であった。晩年は日本のセンチネリアンの代表的存在と言ってよい今年105歳の日野原重明先生が名誉理事長を務める聖路加国際病院で手厚く介護看取りを受けられたが、最後まで意識は清明であったという。皇族という一般国民から鑽仰される特別の地位にあっても、天皇のように多忙の公務もなく、戦後の社会を自由闊達に楽しまれたであろう。薨去を痛惜の極みと首相談話があったが、むしろ天寿を全うされご冥福を祈るくらいで良かったろう。

厚労省の発表では今年9月13日で百歳以上の人口は昨年より4,124人増えて65,692人となった。女性が87.6%と圧倒的に多い。100歳に贈られる総理大臣杯はこれまでの純銀製から銅に銀メッキとなった。センチネリアンは過去39年間増加の一方である。

65692名の内、寝たきりや認知症でない、健康で自立しているセンチネリアンはどれほどいるのであろうか。その統計情報を検索したが見つけることができなかった。

高齢者の統計で男性が少ないのは、私は単純に戦争のせいかと思ったりしていたが、次のような説明がある。(コロンビア大学他)

生物学的な理由
周知のとおり♂はx染色体、y染色体が各1個に対し♀はx染色体が2個である。このx染色体は免疫システムにとって重要な遺伝因子なのだそうだ。

また女性ホルモン“エストロゲンは血圧を下げ、悪玉コレステロールの血中濃度を下げる働きがあり、高血圧や動脈硬化の予防する効果がある。男性に比し心臓病の発症が少ない。エストロゲンは閉経後も残って心臓病を守る。女性の方が思慮深く無謀な行動をとらない。少ないエネルギーで生きていける。

心筋梗塞などの心臓病は高齢者の死因の上位だが男性は40歳から死亡率が上昇、女性は脂肪細胞から分泌される蛋白質アディポクネチンは動脈硬化を抑える。長寿の女性はアディポクネチンが男性の2倍以上ある。アディポクネチンは内臓脂肪が増えると分泌が低下するから男性でも内臓脂肪を減らすことが長生きの秘訣という。

男性ホルモンは若者をリスクの大きい行動にり立てるので、事故などで夭折する確率が大きい。去勢したマウスは普通のオスより長命だという。私の戦争説はあながち的外れでない。

生活習慣的理由
女性の方がよく病院に通い、栄養バランスに配慮している。アルコール摂取量も少ない。
規則的な生活をし,。アルコール摂取も抑える謹厳なカソリックの修道士は普通の男性より長生きという。

また女性は男性より医療機関へよく行く。食事のバランスに気を使い、喫煙、アルコール摂取も男性より少ない。男性は自分の健康が悪化していることを否定し病院にも行かない。

女性は社会的ネットワークを作るのが男性より上手。男性は孤独な生活でストレスをためる。
以上はネットで得た南カルフォルニア大学、ブリカム・ヤング大学などが発表している情報の受け売りである。

難しいことはよくわからないが、今年貰った他の2枚の喪中はがきには義母90歳、義妹85歳、義弟90歳とある。また私も義弟93歳の死を知らせた。

我が家は浄土真宗である。私は信心がないが、経典の解説書がある。浄土真宗本願寺8代目の蓮如上人の手紙(御文おふみ)の中に有名な白骨の章と呼ばれる一編があって、
「いまだ万歳の人身をうけたりという事をきかず、一生すぎやすし。いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。」(いまだに万歳も生きたという人間はきいたことはない。人の一生は直ぐ過ぎてしまう。今誰が百年の体を保っているだろうか)と書いている。蓮如は600年も前の人だから100歳なんてあり得ないと書いたのだ。

センチネリアンというのは最新の日本人口推定値1億2千650万人中の6万5千692人、やはり稀有のことで蓮如上人が聞いたらびっくり仰天だろう。そう言った蓮如も85歳で没した。当時としては長生きだった。かく言う私もそれを追い越した。願わくはボケがひどくならず、寝たきりにならずに往生したいものだ。





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どうしてこんなに安いのか Made in China [時事雑感]

前にWindows 10のアニバーサリーアップグレイドに失敗し、パソコンが動かなくなり、出張修理サービスを頼んだ話を先月10月17日付のこのBlog「タダより高いものはない」で書いた。

その時は期限のある仕事を引き受けていたので、もしパソコンが修復出来ない時に備え、使い慣れたWindows 7搭載のパソコンを探した。Amazonで東芝のSatellite ノート型、画面は15.5インチ(B4版)の大きいものが定価25万円の88%引きという処分価格で出ているのを見つけた。
トウシバsatellite.jpg

私がよく使うネット上の通販サイトはAmazon、ヨドバシカメラ、楽天市場だ。念のためヨドバシで検索するとこの機種はすでに販売終了となっている。今扱っているのは全てWindows10のパソコンである。

Amazonのサイトに戻り、上記の東芝Satellite を注文した。Windows 7にこだわったのは、W10にしたために使へなくなった高価なソフト、例えばRosetta Stoneなどの語学教材があるからだ。

Amazonには在米の娘たちが誕生祝に送ってくれたギフト券が残っている。それを充当しメーカー希望価格(あってないようなものだが)25万円のパソコンを3万円ほどで注文確定のボタンをクリックした。

顔なじみのクロネコ便の配達員から片手で「ハイ」と渡されたその箱の薄さと軽さに驚く。W10にしたデスクトップの前に、同じ富士通のWindows Vista搭載FMV BIBLOというノート型としては当時最大の19インチを使っていたが、その梱包箱は頑丈で重い。片手で持てるしろものではない。

開梱してまた驚いた。箱が薄いはずだ。本体の厚さが薄い。試しにノギスで測ってみるとカバーを閉じた状態で16.2mm、上記富士通FMV BIBLOは37.5mm,いずれもDVDドライブ、スピーカーを含めての厚さだ。

周囲の明るさを感知してスクリーンの輝度を自動調節するLEDバックライトなど、売れ残りの旧型東芝にしては技術の進歩は取り入れてある。

分厚い取扱説明書も付いていない。A3判1枚を四つ折りに畳んだ「スタートアップガイド」という初期設定用の説明書が入っているだけだ。詳しい取扱説明書はパソコン内のハードディスクに入っている。印刷して保管することをお勧めしますと徹底したメーカーサイドの省力ぶりだ。通常再インストール時に使うCD-ROMはW10へのアップグレード用である。今の私には不要な物だ。

無事に初期設定を終え、インターネットにも繋がるようになった。そこでアッと気が付いたのは、MicrosoftのOffice(Word, Excel)が入っていないのである。安いはずだ。現在ではAmazonのサイトではOffice搭載と非搭載が選べるようなっているが、私が買った時はその選択肢はなかったように思う。あるいはうっかり見落としてしまったのか。

せめてWordくらいは欲しいとMicrosoft(以下MSと略す)Officeを検索したら高い。3万5千円くらい。パソコン本体より高い。CD版でないダウンロード版でもほぼ同じ価格。これはAmazonでもヨドバシでも同じだった。私のような年寄りになると、現物のないダウンロード版というのはどうも好きじゃない。物がないと安心できないのだ。

それで方向を変えて、何でも売っているAmazon で「Micro Soft Office 互換製品」と検索してみた。あった!  King Soft Office 2016のCDROM版。なんと税込み3150円 MS office 2016と完全互換とある。MS純正品の10分の1以下である。ちなみにこの製品はヨドバシでは扱っていない。

あまりにも安いし、2016年版ならWindows7では動かないのではないかと危惧したが、もしダメでもこの値段ならと注文した。杞憂だった。おそるおそる東芝SatelliteのCDドライブに入れ添付のシリアル番号を打ち込むと、問題なくインストールできた。

MSの Wordに相当するのがKing Soft Writer、Excel相当がSpreadsheetと呼び名は違うが、箱にMS Office互換、売り上げ本数5年連続No.1のシールがある。これは中国製である。
Kingsoftoffice2016.jpg

Amazonのユーザーの口コミには、中国製をパクリ製品とけなす人が多いが、これをインストールした東芝SatelliteもMade in Chinaである。私の身の回りにある電器製品、電子機器、デジタルカメラ(カシオ、オリンパス、パナソニック)もMade in China. 壁に掛けているセイコーとカシオの電波時計も中国だ。

たぶんAppleのiPad、iPhone、また電子本を読むAmazonのKindleも中国製だと思う。現に今これを書いているワイヤレス・キーボード、ワイヤレス・マウスもMade in China。今の私は中国のお世話にならなければ生活できない身なのだ。それに今の中国製品はもう安かろう、悪かろうではない。自力で宇宙ステーションを打ち上げる技術力がある。パクリだか何だか知らないが、恐るべき中国の技術力ではないか。

上記のパナソニックのカメラには充電器が付いていない。別売りである。Amazonで探すと中国製でありながらパナソニック純正を謳い13.000円、同じページに中国製と明記した互換品が10分の1の1300円で出ている。当然互換品を買ったがLEDで充電の進行状態が直感的に見て取れる優れものであった。

大体充電器を別売りにすること自体がおかしいが、中国製を純正品として10倍で売るのはどういうことか。このメーカーに限らず、日本製と謳えば高品質として、ぼったくる日本のメーカーが多いのも困った風潮である。



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続ハプニング [時事雑感]

日本郵便が民営化したのは小泉首相の英断で2007年からだが、アメリカの郵便事業は,日本の旧郵政省にあたるPost Office Department直営から1971年United States Postal Service略称USPSに全面移管された。日本では合衆国郵便公社と訳されている。

さて先月10月12日にフロリダ州に住む娘あてに最寄りの郵便局から書留郵便を送った。中身は新しいクレジットカード。無記名の白紙カードだ。郵便局ではRegistered Mailとして問合せ番号の記載された受取証を貰う。

日本郵便ではインターネット上で追跡サービスがある。上記の問い合せ番号を打ち込み、「追跡」をクリックすると郵便物が現在どこにあるかが判る。また問合せ照会番号を登録して配達完了したら報告メールを受け取ることができる。

追跡サービスをかけると以下のような経過になった。
2016.10.12. 10:51 引受 神戸天の下郵便局
2016.10.13  03:42 大阪国際郵便局到着(筆者注:関西空港内)
2012.10.14  05:00 大阪国際郵便局発送(筆者注:飛行機に載せたこと)
2012.10.15 23:57  国際郵便局到着 USJFKA(筆者注 ニューヨーク・.ジョンFケネディ空港のこと)
さてハプニングはここから先だ。追跡はここで止まってしまった。何日経っても動かない。

一方アメリカ側のUSPSでも同じように追跡サービスをやっている。娘にも問合せ番号をメールで知らせてある。上記の情報が英語で出るだけだ。10月15日ニューヨーク到着で止まったままだ。物が物だけにいやな予感がした。

10日経った。天の下郵便局へ受付証と追跡結果を日本側とUSPSのもの両方をプリントアウトして持って行った。
「アメリカへ飛んでから先のことはここではわかりません」と窓口の女性。
「冗談じゃない。では紛失したのなら賠償請求手続きはどうするの?」女性は困って局長らしい40がらみの男性を呼んできた。
局長「追跡情報はアメリカ側でインプットしてくれないとダメなんです。ニューヨーク空港で止まっているようですから、受取人に空港のUSPSまで行っていただけませんか?」

「あのねえ、受取人はニューヨークから飛行機で4~5時間かかるフロリダに住んでいるのです。それにJ.Fケネディ空港というのは世界でも最大のハブ空港ですよ。1日何百万通の郵便物が集まりますよ。そんなことできますか?」
「もし、税関で問題が生じたのならUSPSから電話が行くでしょう。」と局長
クレジットカードは、たまたま私の机の引出しに1枚だけ残っていた昔ながらの赤と青の縁取りがある航空便用の封筒で送った。電話番号は入っていない。

局長「それでは逆に受取人のおられる街の郵便局からUSPSに照会して貰ってくれませんか?」それでも不明なら本社の方に報告してアクションを起こします。
JapanPost.jpg
(日本郵便本社)
この間私は娘とメールをやり取りしていた。娘はどうもアメリカ側の怠慢くさい。空港で見とってもわかるでしょ。荷物をポンポン放り投げているからね。日本のようにきちんと規則を守る躾は全然できていないよ。

私もUSPSのホームページにアクセスしてみた。無料で会員登録すると紛失した郵便物(missing item)を探してくれるサービスがあるらしい。登録しようとすると、郵便番号、住所氏名、電話番号、メールアドレス、暗証番号を登録せよと出た。

郵便番号(Zip code)は居住州を選択する方式だ。日本の郵便番号を入れたらエラーではねられる。アメリカに住所がないとダメなようだ。

娘はUSPSのカスタマサービスにメールを登録したと言ってきた。いたずらに日が経つ。そして
11月1日、4日前、娘からメールガ来た。「カード届きました!地元のKissimmee郵便局からメールで書留郵便が届いている。照会番号を知らせよとのこと。早速返事をすると配達してくれたという。なぜニューヨークの係員が情報を入れなかったのかKissimmee局でもわからないそうです。」

私は前回書いたハプニングで足を怪我した時だったが、天の下郵便局へ賠償請求のアクションを起こしてもらおうと痛い脚を引きずって出かけようとしていた。出る前にパソコンを起動し、念のため再度追跡サービスをチェックすると、偶然娘のメールが入っていた。

いずれにせよクレジットカードが誰かに不正に使用されないでよかった。やれやれ一件落着である。その日、日本郵便から配達完了の報告メールガあった。実に4週間もかかったのだった。

USPSはネット上の百科事典ウイキペデイアによると深刻な経営難に陥っているそうだ。
貯金業務もやっていたが新規の預かりは停止したという。電子メールが出来て郵便は減る一方だ。郵便というのは全国均一料金だからあの広大な国土での輸送コストも嵩む。DHLやAmazonなどのライバル企業との競争もある。人員削減もやっているから社員の士気は上がらない。負のスパイラルである。公社と訳されているが日本でいう独立行政法人の一種で半官半民だから自由度がない。
USPS.jpg
(USPS本社)
USPScar.jpg

日本の郵便事業も同じだ。電子メールやSMSに押され日本独特の年賀状も減少傾向だし、クロネコメール便などのライバルもある。
それでも株式会社化したから経営の自由度が高く、多角経営で年賀状やご当地切手、印刷サービス、また地方の名物とタイアップしたゆうパック、保険業などUSPSに比べたら事業分野は広いしまだましなのであろうか。

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最近のハプニング 血がドバーツ! [時事雑感]

人生の秋も深まったこの頃、思わぬハプニングに見舞われた。今までも度々書いているように2年前3月の入院時に出来た踵の褥瘡はいまだに治療中である。形成外科には週1回金曜日に行くことにしているのだが、毎日2回、朝夕に自分で温水シャワーで洗い、手当をする。

先週29日土曜日の夜のこと。何時ものようにシャワーを浴びると右足から多量の出血をして、大げさに表現すると排水口に血の川のようになって流れた。痛い、何だ、これは。驚いてよく見ると褥瘡でなく足裏の右に傷口があって、血が流れ出ている。あっ、そうだ、今日午後、長い夏の間から出しっ放しにしていた扇風機を分解して箱に収納したのだ。その作業中分解したねじを踏んで痛かったのを思い出した。黒い靴下だから出血に気が付かなかった。踏み抜き傷である。

慌てて飛び出した。浴室前のマットにも血が付く。そばにあるティッシュの箱から何枚か抜いて押し当てスリッパで治療用品をおいてある一隅で、傷を確認しようと洗面所に手鏡を取りに行った。その間スリッパにも床にも血がしたたり落ちた。椅子に腰を掛け床に手鏡を置き傷の位置、程度を確かめる。褥瘡の手当より止血が優先だ。しばらくティッシュを取り換え、抑えながら常備している市販の幅広のバンドエイドにオロナイン軟膏を塗って貼り、その上に2枚くらい重ねて貼って応急の血止めとし、それから褥瘡の手当をした。

日曜日は大事をとって褥瘡の手当もパスした。31日月曜朝、褥瘡の手当を2日も飛ばすことはできぬ。ズボンをまくり上げ、シャワーで洗うと固まりかけていた血が溶けてまたまたドバーである。脚は体重がかかり第二の心臓と言われるくらいだ。血止め処置後の褥瘡手当を繰り返す。夕方は洗うのを休止した。

今朝、火曜日、恐る恐るシャワーをかけバンドエイドを剥がすと血液で固まっていたが、どうやら止血効果があってもう出血はにじむ程度だ。やれやれと一安心。褥瘡の手当は1日2回が原則だから、先ほど2回目も無事済ませた。人間何が起こるかわからない。


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